地域医療連携
医療ソーシャルワーカー業務担当職員数
概要
医療ソーシャルワーカーとは経済的・心理的・社会的問題の解決および調整を援助する業務を行う職員です。本指標は、社会福祉の立場から患者を支援する取り組みの度合いを示唆するものです。
計測方法


脳卒中地域連携パスの使用率
概要
脳卒中の場合、急性期医療における治療が終了した場合後も、継続的な医学的管理とリハビリテーションが必要になります。患者によっては、在宅復帰のためにリハビリテーションケアの充実した回復期リハビリテーション病棟や亜急性病棟で継続的な医療を受ける場合もあります。脳卒中の患者に継続的な医療を提供するため、地域医療連携パスが作成されており、診療報酬上でもその利用が評価されています。本指標は脳卒中の退院患者のうち、どのくらいの患者が地域連携パスの対象となっているかを指標化することで、各病院の脳卒中治療における連携レベルを評価するものです。
計測方法


大腿骨頸部骨折地域連携パスの使用率
概要
大腿骨頸部骨折の場合、急性期における治療が終了した後も、継続的な医学的管理とリハビリテーションが必要になります。患者によっては、在宅復帰の為にリハビリテーションケアの充実した回復期リハビリテーション病棟や亜急性病床で継続的な医療を受ける場合もあります。大腿骨頸部骨折の患者に継続的な医療を提供する為、地域連携パスが作成されており、診療報酬上でもその利用が評価されています。本指標は大腿骨頸部骨折の退院患者のうち、どのくらいの患者が地域連携パスの対象となっているかを指標化することで、各病院の大腿骨頸部骨折治療における連携レベルを評価するものです。
計測方法


急性期病棟における退院調整の実施率
概要
急性期病棟は急性期にある患者の治療を行う場所であり、リハビリテーションや慢性期の治療を必要とする患者のケアの場所としては適切ではありません。患者がその病態にあった継続的な医療ケアを受ける事ができるよう、急性期病院では退院後の医療を確保するための調整を行うことが、診療報酬によって評価されています。特に高齢者の場合、家族の介護力や経済的状況、及び要介護度の状況を踏まえて、適切な調整を行うことが必要なことが少なくありません。本指標は、65歳以上の死亡退院以外の患者に対して入退院支援加算を算定している患者がどのくらいいるかを指標化することで、各病院が退院調整をどのくらい行っているかを評価するものです。
計測方法


退院時共同指導の実施率
概要
退院時共同指導とは入院中の患者の退院時における円滑な情報共有を進める為、入院中の医療機関の医師と、地域での在宅療養を担う医師や医療関連職種が共同して指導を行った場合に診療報酬上で評価を行うというものです。本指標は各施設の地域の医療機関との連携のレベルを評価するものです。
計測方法


介護支援連携指導の実施率
概要
高齢者の患者の中には、急性期病院における治療とリハビリテーションを受けた後、介護保険サービスが必要となる方が少なくありません。この場合、医療と介護との緊密な連携が必要となりますが、そのような情報共有が診療報酬上では介護支援等連携指導料として評価されています。本指標は上記除外基準以外の65歳以上の退院患者のうち、当該加算の算定となった患者の割合を計算し、各施設の医療と介護の連携レベルを評価しようとするものです。
計測方法

