福岡県済生会二日市病院

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臨床指標

糖尿病指導


 

糖尿病療養指導士一人あたりの外来通院患者総数

概要

糖尿病の治療においては患者自身の日常生活における自己管理がとても重要です。糖尿病療養指導士(Certificated Diabetes Educator)は医師とともに患者の自己管理を指導する専門職です。糖尿病とその療養指導に関する専門的知識を持つ看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士に与えられる資格です。ここでは糖尿病の療養指導の質を評価する目的で、糖尿病療養指導士の人員数を見るとともに、糖尿病療養指導士一人あたりの外来通院患者総数を指標化しています。

計測方法


 

外来通院患者総数に対する糖尿病合併症管理料算定者の割合

概要

糖尿病合併症管理料とは次に掲げるいずれかの糖尿病足病変ハイリスク要因を有する外来患者で、医師が糖尿病足病変に関する指導の必要があると認めた場合に、月1回に限り算定するものです。A.足潰瘍、足趾・下肢切断既往 B.閉塞性動脈硬化症 C.糖尿病神経障害 この管理料は、専任の常勤医師又は当該医師の指示を受けた専任の常勤看護師が、上記の患者に対して爪甲切除、角質除去、足浴等を必要に応じて実施するとともに、足の状態の観察方法、足の清潔・爪切り等の足のセルフケア方法、正しい靴の選択方法についての指導を行った場合に算定するものです。外来通院患者総数に対する糖尿病合併症管理料算定者の割合という指標は各施設におけるリスクの高い糖尿病患者の割合を評価するものです。

計測方法