インターネットやスマートフォンの普及により、ソーシャルメディアが重要な情報発信手段として広がっており、済生会二日市病院（以下「当院」）においても、より多くの方に当院のことを知っていいただくため、広報の一つの手段としてソーシャルメディアを利用しています。
ソーシャルメディアは、非常に優れたツールですが、発信した情報からトラブルを引き起こし大きな問題に発展してしまうこともあり、プライバシーの保護など利用するにあたって慎重になる必要があります。
このような背景のもと、当院では、当院に勤務する全ての職員がソーシャルメディアを適切に利用するための方針として「済生会二日市病院のソーシャルメディア利用に関するガイドライン」を策定いたしました。
当院職員は、公式HP、公式Instagram等を使用して情報を発信する際、およびソーシャルメディアを使用して情報を発信する際には当ガイドラインを遵守し発信します。

ブログ、ソーシャルネットワーキングサービス（SNS）、Twitter、Instagram、電子掲示板、動画共有サイト、口コミサイト等の、ユーザー自身が情報を発信できる、また、相互に情報をやりとりできるインターネット上のメディアです。

当院に勤務する職員は、ソーシャルメディアを利用する際、次の各号に上げる内容を遵守することが求められます。
万が一、問題が発生し個人が責任を負うような場合は、就業規則等に則り処罰の対象となります。
（1）当院の職員という立場で、ソーシャルメディアを利用する場合、就業規則や個人情報保護方針等を必ず遵守します。
（2）医療機関で勤務する者としての守秘義務に従い、業務上知り得た情報を発信しません。
（3）当院の患者さんやご家族、関係者の情報は発信しません。
（4）当院の職員および関係者の情報は許可無く発信しません。
（5）基本的人権、肖像権、プライバシー権、著作権に関して十分留意します。
（6）一度発信された情報は不特定多数の方に公開され、完全に削除できないことを理解し、誤解を生むような表現は慎みます。また、発信した内容は、発信者、当院および第三者評価や評判に大きく影響を及ぼす可能性を自覚します。
（7）誹謗中傷や礼儀に外れた言い方を含む情報発信には十分留意し、意図せずとも自らが発信した情報により、他者を傷つけたり、誤解を生じさせた場合は、誠実に対応します。
（8）自ら発信した情報に関し攻撃的な反応があった場合には、冷静に対応し無用な議論となることは避けます。
（9）発信する情報は正確に記述するとともに、その内容について誤解が生じないよう留意します。

・法令違反行為を肯定し、助長し、または煽る情報
・人種、思想、信条による差別を含む情報、これらの差別を肯定し、助長し、または煽る情報
・その他公序良俗に反する情報

（1）誹謗中傷などがあった場合は、自分の判断で対応せずに上司へ相談する。
（2）医療や業務に関する内容を発信する場合は特に注意し、守秘義務に従い、業務上知り得た情報を発信しない。
（3）インターネットにおいて匿名性は必ずしも確保されないことを理解する。
（4）業務上必要な場合を除き、休憩時間以外は使用しない。

（1）所定の手続きに従い、公式アカウントの利用承認を受ける。
（2）別に定める「公式ソーシャルメディア運用ポリシー」をサイトへ掲載する。
（3）ソーシャルメディアを利用し情報を発信する場合は、常に当院に所属する部署として発信していることを意識する。
（4）当院の名を冠するページでの掲載内容については、たとえ個人が特定されない情報でも、プライバシーを侵すリスクがある情報は必ず本人の許可を得て掲載する。
（5）医療や業務に関する内容を発言する場合は、病院の公式見解と捉えられないように配慮する。
（6）インターネットの恒久性を理解し、迷ったときは発信しない。
（7）発信した情報によりトラブル等が発生した場合は運用責任者に相談する。

当院の公式ソーシャルメディア上でいただいたコメントやご意見・ご質問については、守秘義務や運用体制の都合上、アカウント上でお答えできません。
回答をお求めの場合は、電話：092-923-1551（代表）、もしくは当院ホームページのお問い合わせフォームから受け付けております。

なお、診療に関するご相談等については、ホームページのお問い合わせフォームからもお答えしておりません。

また、下記に挙げた内容を含む行為および投稿については削除を行う権利は当院に帰属します。
・個人への誹謗中傷や第三者の権利を侵害する情報
・公序良俗に反する内容
・当院のソーシャルメディアに直接関係しない情報
・違法な情報やわいせつな内容を含む情報
・ソフトウェアのアップロード
・コンピューターウイルスを含むファイルのアップロード
・自己の商品・店舗・会社の紹介、宣伝等の商業的内容を含むもの
・署名や法律上の表示が削除された情報
・虚偽の内容詐称や誘導
・政治活動、選挙活動、宗教活動
・当院または第三者の著作権、肖像権その他知的財産権を侵害する行為
・当院の名誉・信用を傷つける情報
・その他、当院ソーシャルメディアの運営にあたり当院が不適切と判断した情報
・各ソーシャルメディア媒体の規約そのものに違反する行為

当院は各公式ソーシャルメディアを通した情報発信および運用セキュリティの確保について、細心の注意を払っておりますが、情報・コンテンツの誤りや第三者による改ざん等の危険性を完全に排除できるものではなく、利用上の安全性および掲載情報の信頼性について、一切保証するものではありません。
当院およびその職員は、利用者各位がこれらの情報利用に生じるいかなる損害についても責任を負うものではありません。
また、コンテンツからリンクされた他機関・団体が提供する情報を利用した結果生じたいかなる損害についても、責任を負うものではありません。

当院は、予告なしに各公式ソーシャルメディアの利用を通したサービスについて、その内容・形式の変更や、一部または全機能の提供の停止・終了を行うことがあります。
上記措置に対して、当院およびその職員はそれらに関するいかなる責任も負うものではありません。

2024年4月1日制定