消化器内科
消化管腫瘍の診断およびESD/EMR等の内視鏡的治療をはじめ、幅広い疾患を対象に尽力しています。
当院は、日本消化器病学会の認定施設、日本消化器内視鏡学会の指導施設です。
当科では、消化管腫瘍の診断およびESD/EMR等の内視鏡的治療を積極的に行っています。また、炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)や機能性消化管疾患(機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、慢性便秘症など)の診断・治療、憩室炎や胆嚢炎/胆管炎、膵炎など急性腹症をきたす疾患への対応、消化管出血に対する緊急内視鏡検査など幅広い疾患を対象に尽力しています。また健診にも力を入れており、当科では極細径内視鏡スコープ(経鼻用スコープ)を増設して苦痛の少ない内視鏡検査を行っています。
当科は他診療科と常時緊密な連携を取っており、特に外科とは週2回の合同カンファレンスで各症例の協議を行うことにより、質の高い医療を遅滞なく提供することを心がけています。また、看護師や薬剤師をはじめ多種多様な医療スタッフと協力して診療にあたっています。
トピックス
- 2022年度より超音波内視鏡専用機を常設しています。そのため胆膵疾患に対して超音波内視鏡検査(EUS)やEUS下穿刺細胞診(EUS-FNA)を適宜施行することが可能となり、これまで以上に迅速に治療につなげることができるようになりました。
- 2023年度にERBE社の高周波手術装置「VIO3」を内視鏡室に導入しました。それによりESDやEMRなどの内視鏡治療をこれまでよりも短時間で確実に、かつ安全に施行することが可能となっています。