2021年9月に開設した『患者支援センター』は、地域の方々に適切な医療を安心して継続的に受けていただくために、外来受診から入院、退院、転院、療養生活まで、総合的な支援を提供するための窓口です。

診療情報提供書に受診希望日を記入し、FAX送信してください。希望日の受診の可否について速やかに電話連絡いたします。

患者支援センターへまずはお電話ください。その後診療情報提供書のFAX送信をお願いいたします。診療科の医師に確認し速やかに対応いたします。

ご紹介いただいた患者さんについて、診療の経過や結果を速やかにご報告いたします。

地域医療機関からご紹介いただいた入院患者さんを当院の医師と共同で診療する制度を用意し、開放型病床10床を設けています。

患者さんやご家族が入院治療に関して承諾し、安心・満足して療養生活が送れるよう入院決定時から面談を行います。病院の設備や入院中の生活について患者さんの理解を確認しながら説明を行うとともに、入院中・退院後に発生する可能性のある問題点を把握し、院内外多職種で連携して問題解決に向けた支援を入院前から開始します。

医師や看護師等と専任の退院支援職員（医療ソーシャルワーカー）が連携し、患者さんやご家族の意向を大切にしながら在宅療養への移行や転院などの調整について入院後早期より支援いたします。
当院は「急性期病院」であり、緊急度や重症度が高い患者さんに対して、専門的な医療・ケアを集中的に提供します。急性期の治療後もさらにリハビリテーションや療養が必要な場合には、他院の『回復期リハビリテーション病棟』や『地域包括ケア病棟』『療養病棟』などに紹介し、転院していただくことになります。
また、ご自宅や施設等で療養を継続される方には、それぞれの状態に応じた社会資源活用の提案や、関係機関との情報共有を行うなど、療養環境の調整を支援いたします。

病気に対する医学的な質問や入院生活の不安、自宅での療養生活の不安等、患者さんやご家族からの相談に対応します。また、経済的・心理的・社会的問題の解決や調整を支援し、社会復帰のお手伝いをいたします。